猫の抜け毛が増える時期はいつ?秋の換毛期のブラッシングとケア
猫の抜け毛が増える時期は、一般的に春と秋です。特に秋は、季節の変化にともなって被毛が入れ替わるため、いつもより抜け毛が多いと感じることがあります。
ただし、すべての猫が同じ時期に同じ量だけ抜けるわけではありません。猫種や被毛の長さ、暮らしている環境などによっても抜け方は変わります。
秋になって急に抜け毛が増えたからといって、すぐに異常だと考える必要はありません。まずは普段の状態と比べながら、ブラッシングや室内の掃除など、できることから取り入れてみましょう。
秋になってから、「猫の毛が急に増えた気がする」「服やソファに毛がつきやすくなった」と感じることはありませんか?
猫の抜け毛は一年を通して見られますが、季節の変化に合わせて増える時期があります。特に秋は、夏の被毛から冬に向けた被毛へ変わっていく時期と重なり、抜け毛が気になりやすくなります。
この記事では、猫の抜け毛が増える時期や秋の換毛期の目安、短毛種・長毛種のブラッシング方法、部屋に毛が舞うときの工夫まで分かりやすく紹介します。いつもより抜け毛が多いときに、どこを見ればよいのかも一緒に確認していきましょう。
猫の抜け毛が増える時期はいつ?【春と秋の年2回】
猫には毛が生え替わる「換毛期」があり、季節の変化に合わせて抜け毛が増える時期があります。 一般的には春と秋に抜け毛が増えるといわれています。春は暖かい季節に向けて、秋は寒い季節に向けて被毛が変化していく時期です。 そのため、秋になると「今までよりもブラシに毛がたくさんつく」と感じることがあります。
秋の換毛期はいつからいつまで続く?
秋の換毛期は、一般的には夏から秋へ季節が変わる頃から、秋が深まる頃にかけて抜け毛が気になりやすくなります。
ただし、「○月から○月まで」と一律に決められるものではありません。気温の変化や日照時間など、猫を取り巻く環境によっても変わるためです。
また、地域によって季節の進み方にも違いがあります。まだ暑さが残っている時期には抜け毛の変化を感じにくく、気温が下がってくると急に毛が増えたように感じることもあります。
「秋になったら必ずこの期間」というよりも、普段と比べて抜け毛が増えてきたかどうかを目安にするとよいでしょう。
毎日の生活のなかで、
• ブラシにつく毛が増えた
• 床に落ちている毛が増えた
• ソファやベッドに毛がつきやすくなった
• 毛づくろいしている様子がいつもより気になる
などの変化がないか確認してみてください。
春と秋で抜け方はどう違う?
春と秋はいずれも抜け毛が増えやすい時期ですが、季節の変化に合わせて被毛が入れ替わるという点では共通しています。
一方で、実際の抜け方には猫ごとの差があります。 短毛種だから抜け毛が少ない、長毛種だから必ず大量に抜ける、と単純に決められるわけではありません。
同じ猫種でも個体差がありますし、普段の生活環境によっても毛の抜け方は変わります。 そのため、「秋だからこれくらい抜けるはず」と量だけで判断するより、普段の状態を知っておくことが大切です。 日頃からブラッシングをしていると、毛の量や被毛の状態の変化にも気づきやすくなります。
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室内で暮らす猫は1年を通して抜けることがある
室内で暮らす猫の場合、季節が変わっても一年を通して抜け毛が見られることがあります。 室内では屋外と比べて温度や明るさの変化が穏やかなため、「換毛期以外はまったく毛が抜けない」というわけではありません。
つまり、秋以外にも抜け毛があること自体は珍しいことではありません。 大切なのは、「いつから毛が増えたのか」「普段と比べてどのくらい変化したのか」を把握することです。
秋の換毛期に増える困りごと
秋になって抜け毛が増えると、猫自身だけでなく飼い主さんの生活にも変化が出てきます。 特に気になりやすいのが、毛づくろいによる毛の摂取と、室内に落ちる毛の増加です。
毛玉を吐く回数が増える
猫は日常的に毛づくろいをします。その際、被毛を舐めることで毛を飲み込むことがあります。 抜け毛が増える時期には、普段よりも飲み込む毛が増えたように感じることがあります。 そのため、「最近、毛を吐くことが増えた気がする」と感じたら、まずはブラッシングで抜けた毛を取り除く習慣を見直してみましょう。
ブラッシングは、猫の体から自然に抜けた毛を飼い主さんが取り除くためのお手入れです。 ただし、吐く回数が明らかに増えた、吐いたものの状態がいつもと違う、食欲や元気などにも変化があるといった場合は、単に換毛期だからと決めつけないことも大切です。
部屋に毛が舞う・服につく
抜け毛が増えると、床や家具だけでなく、衣類にも毛がつきやすくなります。 特に猫がよく過ごすソファ、ベッド、カーペットなどは、毛がたまりやすい場所です。 すべての毛をなくそうとするのではなく、 「猫がよくいる場所を中心にこまめに掃除する」 「ブラッシングで抜けた毛を先に取り除く」 といった方法で、負担を分散させるとよいでしょう。
ブラッシングをするときは、毛が飛び散りにくい場所を選ぶのもポイントです。掃除しやすい場所で行えば、その後の片付けもしやすくなります。
秋の換毛期のブラッシング【回数と選び方】
抜け毛が増える時期には、普段のお手入れにブラッシングを取り入れてみましょう。 ただし、「抜け毛が多いから長時間ブラッシングしなければ」と考える必要はありません。 猫が嫌がらない範囲で、短い時間から少しずつ慣らしていくことが大切です。
どのくらいの回数でとかす?
ブラッシングの頻度は、猫の被毛の長さや毛の状態、ブラッシングへの慣れなどによって変わります。 特に長毛種は毛が絡まりやすいため、短毛種よりこまめなお手入れが必要になる場合があります。
一方、短毛種の場合は、長時間かけてブラッシングするよりも、猫が嫌がらない範囲で習慣にすることを意識するとよいでしょう。
換毛期だからといって、無理に一度で大量の毛を取ろうとする必要はありません。 「毎日必ず何分」という数字だけを目標にするよりも、猫の様子を見ながら継続できる方法を探してみてください。 ブラシを当てると嫌がる、逃げる、怒るなどの反応がある場合は、時間を短くして様子を見ることもできます。
短毛種と長毛種で道具を変える
ブラッシング用品にはさまざまなタイプがありますが、猫の被毛に合わせて選ぶことが大切です。 短毛種と長毛種では、毛の長さや絡まり方が異なるためです。
例えば、短毛種は被毛の表面を整えるようにお手入れし、長毛種は毛が絡まっていないかを確認しながら、少しずつとかしていくことを意識します。
長毛種の場合、毛の表面だけをとかしていると、内側に絡まりが残っていることがあります。 一度に強く引っ張るのではなく、毛の状態を確認しながら進めましょう。
また、メインクーンなどの長毛種では、特に毛の長さや量を考えたお手入れが必要になります。 ブラシ選びに迷ったら、猫の被毛の長さだけでなく、
• 毛が絡まりやすいか
• ブラッシングを嫌がるか
• 普段どの程度のお手入れをしているか
なども考えて選ぶとよいでしょう。
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嫌がるときは1回1分から
猫がブラッシングを嫌がる場合は、最初から全身をきれいにとかそうとしないことがポイントです。 まずは1回1分程度から始め、猫が落ち着いているタイミングに短時間だけ行ってみましょう。 背中など、比較的触られることに慣れている場所から始めるのも方法のひとつです。 嫌がったらそこで終わりにして、別のタイミングに改めます。
「今日はここまで」と区切ることで、ブラッシングそのものへの負担を大きくしないようにできます。 慣れてきたら、少しずつ時間や範囲を広げていきましょう。
大切なのは、一度に完璧に仕上げることではありません。 猫の様子を見ながら、毎日の生活に無理なく取り入れられる方法を見つけてみてください。
ブラッシングだけで足りないと感じたときのケア
「ブラッシングはしているけれど、まだ抜け毛が気になる」というときは、ブラッシング以外のお手入れを組み合わせる方法もあります。
特に、猫を毎回シャンプーする必要があるとは限りません。 日常的なケアでは、被毛の状態や汚れ方に合わせて、できる方法から取り入れてみましょう。
蒸しタオルで拭き取る
水を使ったケアのひとつとして、蒸しタオルを使って被毛の表面を拭く方法があります。 タオルを使う場合は、熱すぎない状態まで冷ましてから使用してください。 まずは猫が嫌がらない場所から、被毛の流れに沿うようにやさしく拭き取ります。 強くこする必要はありません。 顔まわりや足先など、猫が嫌がりやすい場所は無理に行わず、様子を見ながら進めましょう。 また、濡れた状態のまま長時間にわたって放置するのではなく、拭き終わった後は被毛の状態を確認してください。▶ 41×41cmのマイクロファイバータオル(コンパクトサイズ)
水を使わないケアという選択肢
「抜け毛が気になるたびに水を使うのは大変」という場合には、水を使わないお手入れという選択肢もあります。 ブラッシングと組み合わせて、日常的な被毛のお手入れに取り入れてみるのもよいでしょう。
ARAIBAでは、無香料・日本製のグルーミングスプレーを用意しています。 被毛のケアに使うアイテムとして、静電気・毛玉を防ぐ、被毛をコーティングする、消臭といった特徴があります。 水を使うケアと使わないケアを、猫の様子やその日の状態に合わせて使い分けるという考え方もあります。
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動物病院に相談したほうがよい抜け方
秋の換毛期には抜け毛が増えることがありますが、すべての抜け毛を「季節のせい」と考えてよいわけではありません。
特に、普段と明らかに違う変化がある場合は注意しましょう。
例えば、
• 一部分だけ毛が目立って少なくなっている
• 被毛の状態が急に変わった
• 皮膚を気にしている様子が続く
• かき続ける、舐め続けるなどの行動が気になる
• 抜け毛以外にも食欲や元気などの変化がある
• いつもとは違う状態が長く続いている
といった場合です。
普段の猫の様子を知っているからこそ、「いつもと違う」という飼い主さんの気づきは大切です。 そのためにも、普段からブラッシングや被毛のお手入れをして、毛の量や状態を確認する習慣を作っておくとよいでしょう。
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猫の抜け毛は一年を通して見られますが、季節の変化にともなって春や秋に増えることがあります。
秋の抜け毛が気になったときは、次のポイントを意識してみましょう。
• 秋は猫の抜け毛が増えやすい時期のひとつ
• 室内で暮らす猫は一年を通して抜け毛が見られることがある
• 短毛種・長毛種や猫の性格に合わせてブラッシング方法を考える
• 気になる変化が続く場合は、換毛期と決めつけず動物病院・獣医師に相談する
特に大切なのは、「換毛期だからたくさんブラッシングしなければ」と頑張りすぎないことです。 猫が嫌がる場合は短時間から始め、普段の生活に無理なく取り入れてみてください。