2026.09.25

コラム

犬のグルーミング入門|トリミングとの違いと自宅ケア・頻度を解説

犬のグルーミングは、ブラッシングやシャンプー、爪・耳・歯など、愛犬の日常的なお手入れを幅広く指します。自宅でできるケアも多いため、日々のお手入れとプロにお願いするケアを分けて考えると、無理なく続けやすくなります。

「犬のグルーミングって、結局何をするの?」「トリミングとは違うの?」と迷っていませんか。この記事では、犬のグルーミングの意味やトリミングとの違い、主なケア、頻度、自宅で行うときの基本的な流れを分かりやすく紹介します。毎日のケアを頑張りすぎず、愛犬の様子を見ながら続ける方法を一緒に考えてみましょう。

犬のグルーミングとは?トリミングとの違いも解説

グルーミングとは?

グルーミングとは、犬の身体を清潔に保ち、被毛や爪などを日常的にお手入れすることを指します。

代表的なのは、次のようなケアです。

・ ブラッシング

・ シャンプー

・ 爪のお手入れ

・ 耳のお手入れ

・ 歯磨き

・ 目の周囲の汚れのお手入れ

・ お尻まわりの汚れのお手入れ

つまり、グルーミングは「毛をカットすることだけ」ではありません。

愛犬の被毛や身体を定期的に見たり触れたりすることで、普段との違いに気づくきっかけにもなります。

トリミングとの違いは?

グルーミングとトリミングは、似た意味で使われることがありますが、一般的には範囲が異なります。

グルーミング トリミング
主な意味 日常的なお手入れ全般 被毛をカット・整えること
代表例 ブラッシング、シャンプー、爪、耳など ハサミやバリカンによるカット
自宅でできる? できるケアが多い 技術が必要なケアはプロがおすすめ

犬種やサロンによって「グルーミング」「トリミング」の使い方は異なる場合がありますが、飼い主さんが日常的に行うお手入れもグルーミングの一部と考えると分かりやすいでしょう。

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犬のグルーミングはなぜ必要?主な目的

グルーミングは、見た目を整えるだけのお手入れではありません。 愛犬の生活環境や被毛の状態に合わせてケアすることで、汚れを落としたり、被毛を整えたりする機会になります。

被毛や皮膚を清潔に保つ

犬は散歩や遊びなどを通して、被毛にほこりや土などが付着することがあります。 ブラッシングで被毛の汚れや抜け毛を取り除いたり、必要に応じてシャンプーをしたりすることで、日常的なお手入れにつながります。

特に長毛の犬や毛が絡まりやすい犬は、ブラッシングを習慣にしておくことが大切です。被毛の長さやタイプによって必要なケアは異なるため、愛犬に合った方法を考えてみましょう。

愛犬の身体の変化に気づくきっかけになる

グルーミングでは、愛犬の身体を定期的に見たり触れたりします。 そのため、普段のお手入れを通して「いつもと違うかも」と気づくきっかけになることがあります。

たとえば、ブラッシング中に被毛の絡まりや汚れを確認したり、耳や目の周囲を見たりするなど、普段の状態を知っておくことが大切です。

⚠ 赤み、腫れ、傷、分泌物など、気になる症状が続く場合は、自宅で判断してケアを続けるのではなく、動物病院・獣医師にご相談ください。
飼い主が愛犬の被毛を確認しながらグルーミングする様子

犬のグルーミングでは何をする?主なケア7つ

犬のグルーミングにはさまざまなケアがあります。 すべてを毎日行う必要があるわけではありません。ケアごとに必要な頻度を考え、愛犬の様子に合わせて取り入れましょう。

ブラッシング

ブラッシングは、日常的に取り入れやすいグルーミングのひとつです。 被毛についた汚れや抜け毛を取り除き、毛並みを整える目的で行います。 毛の長さや毛質によって適したブラシは異なるため、愛犬の被毛に合ったものを選びましょう。 毛玉ができやすい部分は、耳の後ろや脚の付け根などです。無理に引っ張らず、絡まりが強い場合はプロに相談することも選択肢です。

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シャンプー・ドライング

シャンプーでは、被毛についた汚れや皮脂などを洗い流します。 基本的には、

ブラッシング → 被毛を濡らす → シャンプー → すすぐ → タオルドライ → 乾燥

という流れで考えると分かりやすいでしょう。 特に大切なのが、シャンプー後の乾燥です。濡れたままにせず、タオルで水分を取ってから、愛犬の様子を見ながら乾かします。

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耳・爪・歯などのケア

耳、爪、歯もグルーミングの代表的なケアです。 耳は見える範囲の汚れを確認し、必要に応じてお手入れします。耳の奥まで無理に器具を入れるのは避けましょう。

爪は伸びすぎると歩き方に影響することがあるため、定期的に長さを確認します。自分で切るのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどに相談すると安心です。

歯磨きも日常的なケアのひとつです。犬用の歯ブラシなどを使い、いきなり長時間行うのではなく、少しずつ慣らしていきましょう。

目の周囲・お尻などのケア

目の周囲やお尻まわりは、汚れが気になりやすい部分です。 目の周囲は、汚れが付いている場合に清潔な布などでそっと拭き取ります。目そのものをこすらないようにしましょう。

お尻まわりも汚れが付いていないか確認します。 なお、肛門腺の処置など、方法を誤ると負担になるケアは、自己判断で行わず、必要に応じて獣医師やトリマーに相談しましょう。

犬のグルーミングの頻度は?犬種やケア内容で考えよう

「犬のグルーミングは月に何回?」と気になる方も多いでしょう。 ただし、グルーミングの頻度に一律の正解があるわけではありません。犬種、被毛の長さやタイプ、生活環境、汚れ方などによって必要なケアは変わります。

ブラッシングはどのくらい?

ブラッシングの頻度は、愛犬の被毛を基準に考えましょう。 短毛の犬と長毛の犬では、毛の絡まりやすさが異なります。長毛で毛玉ができやすい犬では、こまめなブラッシングが必要になることがあります。

まずは愛犬の被毛を観察し、「毛が絡まりやすいか」「抜け毛が多い時期か」などを目安に頻度を調整してみましょう。

シャンプーはどのくらい?

シャンプーも、すべての犬に同じ頻度が適しているわけではありません。 健康な犬の場合、シャンプーの頻度は「月1〜2回(およそ2〜4週間に1回)」が一般的な目安ですが、被毛の状態や生活環境、汚れ方などを見ながら、必要なタイミングで行うことが大切です。

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毎日のケアと定期的なケアを分けて考える

グルーミングを続けやすくするポイントは、すべてのケアを一度に行おうとしないことです。

たとえば、

・ 日常的:ブラッシング、被毛の確認

・ 必要に応じて:目の周囲やお尻まわりのお手入れ

・ 定期的:シャンプー、爪・耳・歯のケア

・ プロに相談したいケア:被毛のカット、難しい爪切りなど

というように分けて考えると、負担を減らしやすくなります。

犬のグルーミングは自宅でもできる?基本の流れと注意点

犬のグルーミングには、自宅でできるケアがたくさんあります。 ただし、最初からすべてを完璧に行う必要はありません。まずはブラッシングなど、取り組みやすいところから始めてみましょう。

まずは必要なグルーミング用品をそろえる

自宅で行うなら、まず愛犬に必要な用品を整理します。

代表的なのは、

・ 愛犬の被毛に合ったブラシ

・ 犬用シャンプー

・ タオル

・ ドライヤー

・ 犬用歯ブラシ

・ 爪切り

などです。 すべてを一度にそろえるのではなく、普段行うケアに必要なものから準備するとよいでしょう。

ブラッシングから始める

初めてグルーミングをするなら、ブラッシングから始めるのもおすすめです。 まずはブラシを見せる、身体に軽く触れるなど、短時間から慣らしていきます。 嫌がったらいったん休み、落ち着いているときに再開しましょう。毎回長時間行うより、「少しできたら終わる」くらいから始める方法もあります。

シャンプーから乾燥までをスムーズに行う

シャンプーをする日は、始める前に必要なものをすべて手元に準備しておくとスムーズです。

1. シャンプー前にブラッシングする

2. 被毛を十分に濡らす

3. シャンプーで洗う

4. 泡が残らないようにしっかりすすぐ

5. タオルで水分を取る

6. 愛犬の様子を確認しながら乾かす

途中で用品を探す必要がないようにしておくと、愛犬を待たせる時間も短くできます。

嫌がる場合は無理をしない

「グルーミングを嫌がるから、うまくできない」と悩むこともありますよね。 そんなときは、最初から全部できるようにしようとしなくても大丈夫です。 ブラシを見せるだけ、足に触れるだけ、タオルを身体に当てるだけなど、ケアを細かく分けて慣らしていきましょう。 強く嫌がるケアや、自宅で行うのが難しいケアは、トリミングサロンや動物病院などに相談する方法もあります。

⚠ 傷、腫れ、赤み、出血、分泌物など、気になる症状が続く場合は、グルーミングで様子を見るのではなく、動物病院・獣医師にご相談ください。

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自宅で愛犬をタオルドライするグルーミングの様子

犬のグルーミングを無理なく続けるための時短ポイント

自宅でグルーミングを続けるなら、「毎回完璧にする」よりも「工程を分かりやすくして負担を減らす」ことがポイントです。

シャンプーは「洗う・すすぐ・乾かす」まで考えて選ぶ

シャンプーを選ぶときは、洗う工程だけでなく、その後のすすぎや乾燥まで考えてみましょう。 泡立ちや泡切れのよさは、洗いやすさやすすぎやすさを見るポイントのひとつです。

また、シャンプー後はタオルドライから乾燥まで行うため、洗浄だけでなく一連の流れをイメージしておくと、グルーミング全体を組み立てやすくなります。

ARAIBAの「アラウSTYLE」は、オーガニック品質にこだわったペット用シャンプーです。泡立ち・泡切れのよさも特徴です。

▶ ARAIBAオーガニックシャンプー

リンスインタイプで工程を減らす

シャンプー後に別の工程を加えることを負担に感じるなら、リンスインタイプを選ぶ方法もあります。 1本で洗えるタイプなら、シャンプーとリンスを別々に使う必要がないため、入浴時の工程を整理しやすくなります。

ARAIBAの「アラウSTYLE」はリンスインタイプなので、シャンプーとリンスを別々に使わず、1本で洗える仕様になっています。愛犬のシャンプーをできるだけシンプルな流れで行いたい方は、選択肢のひとつとしてチェックしてみてください。

タオルドライを上手に活用する

シャンプー後の乾燥をスムーズにするには、最初のタオルドライがポイントです。 身体を強くこするのではなく、タオルで水分を包み込むように取りましょう。

ARAIBAのマイクロファイバータオルには、41×41cmのコンパクトサイズと180×69cmの超大判サイズがあります。どちらも速乾・吸水のマイクロファイバー素材です。 愛犬の大きさや使いやすさを考えながら、シャンプー後のタオルドライに取り入れてみてもよいでしょう。

▶ ARAIBAマイクロファイバータオル 41×41cm(コンパクトサイズ)

日常ケアにはグルーミングスプレーも活用

ブラッシングを日常的に行うなら、グルーミングスプレーを取り入れる方法もあります。 ARAIBAのグルーミングスプレーは、無香料・日本製のアイテムです。静電気や毛玉を防ぎ、被毛をコーティングして消臭にも使えるため、日々のブラッシングケアに取り入れやすいのが特徴です。

▶ ARAIBAグルーミングスプレー

自宅で愛犬の被毛をブラッシングする日常のグルーミング
まとめ
犬のグルーミングは、トリミングだけを指すものではなく、ブラッシングやシャンプー、爪・耳・歯などの日常的なお手入れまで幅広く考えられます。 今回のポイントをまとめると、

・ グルーミングは愛犬の日常的なお手入れ全般を指す

・ トリミングは主に被毛をカット・整えるケアとして考えると分かりやすい

・ グルーミングの頻度は犬種や被毛、ケアの内容によって変わる

・ 自宅では、まず無理なくできるケアから始めることが大切

すべてのお手入れを一度に完璧に行う必要はありません。 ブラッシング、シャンプー、タオルドライなど、できるところから少しずつ習慣にしてみませんか。
ARAIBAでは、毎日の犬・猫のお手入れに使いやすいケア用品をご用意しています。よければ、愛犬に必要なケア用品を選ぶ参考に商品ページも見てみてくださいね。

▶ 製品紹介(一覧)

運営者
株式会社ヤスモク(ペットケアブランド「ARAIBA」運営)

出典
American Kennel Club(How to Groom Your Dog at Home)(Dog Grooming at Home)

更新日
2026年9月25日

本記事は一般的な情報提供を目的として作成しています。愛犬・愛猫の体調に異変が見られる場合は、獣医師へご相談ください。